中小企業こそ磨きたい「CoreWebVitals(コアウェブバイタル)」とは?

2021年6月のアップデートからGoogle検索エンジンの結果にCoreWebVitalsのページエクスペリエンスを導入することを発表しました。UX指標が検索結果に影響を及ぼすことになります。

https://developers.google.com/search/blog/2021/04/more-details-page-experience

企業規模に関わらず、とても大きな影響です。

CoreWebVitals(コアウェブバイタル)とは

CoreWebVitalsについては、多くのサイトで解説が掲載されているので、このブログでは詳細な解説は割愛しています。本記事ではCoreWebVitalsのうち最も重要な3点についてだけ掲載しておくことにします。

  • LCP:ページの表示速度
  • CLS:サイト内のコンテンツのズレ
  • FID:最初の入力までの応答性

詳細な解説は、web.devを御覧ください。

https://web.dev/vitals/

CoreWebVitals

web.devより

LCP、CLS、FIS3つの指標は、PageSpeed Insightsで実測値を確認することができ、WEBサイト運営者は各種指標をクリアすることが重要になってきます。サイト製作途中だったらPageSpeed Insightsで測れないよ...どうすればいいのか...については、GoogleChromeのdevツールで確認することができるのでご安心ください。(後日記事にします)

https://pagespeed.web.dev/

後発サイトこそ、徹底的にCoreWebVitalsを磨く

私は、他社を徹底的に研究して世にサービスをロンチしてきた後発サイトこそ、UX指標を磨くことをおすすめしています。どの業界においても、独占的で永続的で持続的にビジネスを行える環境ということは極めて稀です。変化の大きい現代社会の中において後発サイトがその業界の覇権を狙おうと思う場合であれば、先発サイトをベンチマークにして超えることを推進することが多いでしょう。世の中からどう見られているのか、どう見られると強者に近づけるのか、それらを検討していく過程の中で、自然検索での露出や戦略は、どのサイトでも必ず検討する行動と言えます。

ただやみくもに良質か低品質かを考慮せずにコンテンツを投下しても、すぐに検索結果の上位に出てくるとは限らないですしそもそも検索結果に拾われるとは限りません。また、整備されていないコンテンツをあとから適切な構造にリファクタリングすることは、難儀となるケースも多く存在しています。難しい状態になる前に、最適な形状に(または将来最適な状態に構成しやすいように)準備しておくことで、十分に拡張しやすい構造になることでしょう。

WEBサイトにとって、中小企業や大企業といった企業の規模に関わらず、コンテンツはビジネスの基盤となりうるのです。

ぜひ本記事をご覧の読者様には、利用者にとって不可欠といえるUX指標であるCoreWebVitalsの3点(LCP、CLS、FID)を意識してビジネスをスタートしていただけることを願っています。

CoreWebVitalsはサーバーだけではない、全方位的な考え方である

UX指標を高めていこうとすると、技術が必要になってきます。特にLCPについては、ページの表示速度を求めるものになってくるので、サーバサイド側の知識が欠かせません。サーバサイドといっても、サーバーのスペックを増強すれば良いとかソフトウェアを改良すればよい、という直線的な思考だけではありません。

例えばデータの読み出しをするWEBサイトであれば、読み出すSQLクエリの見直しもあるかもしれないですし、SQLサーバー自体のチューニングもあるかもしれません。クエリから引き出すデータ量によっては、全文検索エンジンなど別のソリューションに切り替えたほうがパフォーマンスが出せることも起こるかもしれません。

ここで伝えられることは、WEBサイトを構築していく上ではプロダクト開発、インフラ、事業が一体となって考えられる状態が、最適なUX指標を導くことができるという点です。

圧倒的するようなUX指標を出そうと考えたときに、いくらでもコストや時間をかけられるわけではありません。状況に見合ったコスト投下をすることになるでしょう。

鶴の一声が発声されても冷静に判断できるようにならないといけなくて、そのときに意識するのは社長や上司の顔ではなく、常にユーザーであるといいでしょう。利用者が訪問したWEBサイトで得られる体験を意識できるといいでしょう。