投稿

【CoreWebVitals考察】利用者は潜在的にLCPを良化を望んでいる?

ショッピングサイトやポータルサイトなど、私たちはたくさんのWEBサイトを利用し活用し、生活に活かしています。私たちがWEBサイトを利用するにあたっては、誰も彼もが「高速で動作していないとだめだ」と公言しているわけではないですが、サイトの反応が良くなければ、さっさとそのサイトから見切りをつけてしまうことは、少なからず利用者側として経験を持っていることでしょう。 https://web.dev/economic-times-cwv/ How The Economic Times passed Core Web Vitals thresholds and achieved an overall 43% better bounce rate web.devの記事によると「 The Economic Timesがコアウェブバイタルのしきい値を良化させて、全体で43%優れたバウンス率を達成した方法 」を記事として掲載しています。WEBサイトの利用者は、「WEBサイトが高速であること」を日常的で、あたりまえに求めている状況と言えるのでしょう。 やっぱりCoreWebVitalsを良化させることになる 先の記事では、「 後発こそCoreWebVitalsを意識したい 」と掲載しました。 Google検索結果の評価では、CoreWebVitalsが重要視されていることを鑑みても、利用者の体験にとって、 高速で反応良く応答してくれるサイト が強く望まれていると言えそうです。もちろん、応答性能だけでなく、コンテンツの質も重要になってくるでしょう。リソースが潤沢でない場合だと「どちらが大切か」の選択式になることもあるでしょう。その時、私はこう伝えるようにしています。 「相互に伸ばしていくことが求められています。」 もちろん、予算の兼ね合いや優先順位がつけられる場合もあるでしょうから、片側だけにとどまらないことが重要だよ、ということを伝えています。 事実、人は数秒でも我慢できない WEBサイトにおける「反応が遅いこと」で、心理的に与える影響は次のようものではないでしょうか。 不安 心配 怒り いずれも、ごく僅かな時間であるのに、我慢することができません。「事前に遅れがわかっている」なら我慢できるのに、唐突に訪れる”間”がストレスに感じることもあるのです。(必ずではありません) 反応が遅いこと

中小企業こそ磨きたい「CoreWebVitals(コアウェブバイタル)」とは?

イメージ
2021年6月のアップデートからGoogle検索エンジンの結果にCoreWebVitalsのページエクスペリエンスを導入することを発表しました。UX指標が検索結果に影響を及ぼすことになります。 https://developers.google.com/search/blog/2021/04/more-details-page-experience 企業規模に関わらず、とても大きな影響です。 CoreWebVitals(コアウェブバイタル)とは CoreWebVitalsについては、多くのサイトで解説が掲載されているので、このブログでは詳細な解説は割愛しています。本記事ではCoreWebVitalsのうち最も重要な3点についてだけ掲載しておくことにします。 LCP:ページの表示速度 CLS:サイト内のコンテンツのズレ FID:最初の入力までの応答性 詳細な解説は、web.devを御覧ください。 https://web.dev/vitals/ web.devより LCP、CLS、FIS3つの指標は、PageSpeed Insightsで実測値を確認することができ、WEBサイト運営者は各種指標をクリアすることが重要になってきます。サイト製作途中だったらPageSpeed Insightsで測れないよ...どうすればいいのか...については、GoogleChromeのdevツールで確認することができるのでご安心ください。(後日記事にします) https://pagespeed.web.dev/ 後発サイトこそ、徹底的にCoreWebVitalsを磨く 私は、他社を徹底的に研究して世にサービスをロンチしてきた後発サイトこそ、UX指標を磨くことをおすすめしています。どの業界においても、独占的で永続的で持続的にビジネスを行える環境ということは極めて稀です。変化の大きい現代社会の中において後発サイトがその業界の覇権を狙おうと思う場合であれば、先発サイトをベンチマークにして超えることを推進することが多いでしょう。世の中からどう見られているのか、どう見られると強者に近づけるのか、それらを検討していく過程の中で、自然検索での露出や戦略は、どのサイトでも必ず検討する行動と言えます。 ただやみくもに良質か低品質かを考慮せずにコンテンツを投下しても、すぐに検索結果の上位に出てくるとは限らない

【SEO対策】中小企業で無料で使える分析ツール【厳選8選】

自社サイトや自前のサイトを運営するにあたり、どのくらい広く見られているかを解析するには様々なツールを活用しています。本記事では中小企業のSEO担当者がサイト分析や解析するために活用できる厳選したWEBサイトを運用するのに欠かせない【8つ】のツールを紹介します。 分析というと、例えばどんなキーワードで流入しているのか、とか自社サイトがどう見られているのかなどを知ることです。人から見える自分(自社サイトやサービスサイト)を客観的に評価するものとしてツールを活用することも多くあるでしょう。 普段、当方がSEOを分析するに当たり、使用しているツールについて紹介します。中小企業でSEOを担当される場合であれば、予算を確保しにくいこともあるでしょう。今回紹介するツールは無料で運用できるものを集めていますが、アクセス数やサイト規模によっては有償となる場合があります。条件詳細については各サイトを参照して活用してください。 キーワード分析 Google Search Console https://search.google.com/search-console 検索されたキーワードやページエクスペリエンス(CoreWebVitals)の状態が適切かを評価してくれます。月間パフォーマンスから次の気づきのヒントを得ることができます。 アクセス解析 Google Analytics https://analytics.google.com/analytics/web/ Webサイトのアクセス解析。CVなど指標も紐づけができるので、日々の運用KPIなどと連携して活用することができます。 順位変動情報 特にコアアップデート近辺で発生する順位変動情報をもとに競合他社を調査するきっかけにすることができます。競合の、上昇・下落は、作りや構成を分析するきっかけとなるでしょう。 SEMRUSH sensor https://ja.semrush.com/sensor/ ページ順位変動情報のキャッチとして利用。 namaz.jp https://namaz.jp/ Google順位変動とパンダアップデート、ペンギンアップデート対策情報 moz https://moz.com/mozcast 順位変動情報のキャッチとして利用 キーワード選定 競合やキーワードの難易度次第で、事業戦略を練る場合もあるでしょう